皆さんは老後の年金を当てにしていますか?年金の制度は平均寿命が65歳で定年退職が55歳の時にできたもので、定年退職してからの10年間は数の多い若い年齢層を中心に老人を支えていきましょうというコンセプトの元始まりました。
今まで企業は年功序列の賃金体制で20歳代の初めから35~40年かけて緩やかに上昇するお給料を支払っていたわけです。はじめは何もわからない若者でも会社が教育していました。その分給料が安くても、頑張って会社の中で出世すれば定年退職するころには一財産ができているという流れでした。これからのウィズコロナの世界ではテレワークが増えてリモートでのやり取りがメインになりますので、きめ細かい教育もできませんし、人事の評価も普段の姿勢ややる気よりも成果や実力の方に重心が移っていきます。
今までそのような評価基準を取り入れていた日本企業が少ないので、評価できる人がある程度の人数になるまでは無理な話なのですが、急激ではなくても緩やかに今後の日本企業は成果型になっていくと考えられます。そうなると大学の卒業生に求められるものも変わってきます。
少し話が横道にそれましたが、今回のコロナショックは会社の評価や教育制度まで見直さないといけないインパクトを残したと思っています。
年金制度自体今後どのように舵を切るのか想像できませんが、大きな変更はないとしても少子化や年金制度の破綻が声高に叫ばれているのですからいい方向に転がるとは考えにくいです。社会の変化に合わせるか、もう少し緩やかに支給額が減っていくのは間違いないのですが、一番の反対勢力が年配の人たちで、選挙になると投票率ナンバーワンの世代です。政治家もその人たちの機嫌を損ねるわけにはいきません。まずはマスメディアの力を借りて将来の不安をあおる時期の終盤になっていますから、そろそろ次の段階に移ると思います。
不動産投資は年金と同じように毎月同じようにお金が手元に入ってくるのですが、ある程度の戦略がないとテナント付けや家賃設定ができません。何もせずに管理会社に丸投げだとカモにされるだけです。空室リスクや災害リスクへの対応もありますので行動力のない年配の方にはあまりお勧めできません。逆にエネルギーいっぱいの年配の方にはもってこいの運用になると思います。
長生きはすればするほどハッピーなのですが、周りに本気でサポートしてくれる人がいないとリスクばっかりが増えていきます。私も70代、80代、90代、になった時の動きは今より落ちるとは思いますが、どれだけ動けなくなるのかは想像だにできません。若いうちから不動産投資をしていればトラブルにも対処できますが、ある程度の年齢を超えてくると新しいトラブルに対応するのは大変だと思いますので、やるなら早いうちから始めてください。
皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。
家のことで気になることがあれば、無料相談に乗りますのでメールしていただければ少しだけお力になれると思います。(間取りを考えてくださいとか設計業務はできませんのでご了承ください。)
メルマガも発行しています。
気になる方は登録してくださいね!!
メルマガ購読・解除 家の八百万(やおよろず) 購読 解除
コメント