マンションの理事会って町内会と何が違うの?

マンションの理事会に参加するとしてもだいたいひと月に一回、おまけに2時間ほどしかないのに議題はその日に渡されることもあります。マンションによっては理事会の開催案内が回覧されて議題が事前に知らされることもありますが、誰かからクレームが来たとか、近所の音がうるさいという内容では勉強するというほどの内容ではありません。それでは、町内会の集まりと変わらないのですがマンションの理事会は自分達の資産価値を高めるために知恵を出し合う場所でもあります。

昔のマンションというと一戸建ての家を買うまでの仮の住み家という意味合いが強かったそうですが、今ではバリアフリーも進み高齢者にとっては終の棲家という意味合いが強くなっています。立地条件も都心の駅の近くなどの便利な所に建っているマンションは特に車がなくても出歩くのに便利で住み心地はいいと言えます。

マンションの管理組合や大規模修繕工事に求める内容も若い世代と高齢者世代では変わってきます。若い世代はずっと住むとは考えておらず、将来の売却を想定してマンションの資産価値を高めようとします。一方、高齢者世代は子供も独立して自分たちが生きている間は、壊れずに建っていればいい、その後は相続してお金に変えるだけだと考える人が多いそうです。役職につくのが時間のある高齢者が多くなってきて、そのような意見が多くなってくるとマンションが廃墟のようになっていくのを待つだけになってしまいます。

以前はマンションの理事長を同じ人が何年も継続して務めており、理事長の一存で保険会社も工事会社も任命されていたという事が往々にしてあったそうです。同じ人が理事長を務めるというのは癒着の原因にもなりますし、管理の不透明化にもつながっていきます。情報社会で透明化が推進される令和の世の中ですから、そのような理事長は輪番制にして誰かほかの人に任せる方がいいのですが、皆さん面倒臭いことはやりたがりません。

理事会も総会も嫌だという人は区分所有のマンションを買うのではなく一戸建てを購入するとか賃貸物件に住むというのをお勧めします。区分所有者は全員マンションの管理組合の組合員なのであって、理事会はあくまで共有財産であるマンションの共有部分の維持管理に勤めることを念頭に置かないといけません。

不動産投資で区分所有のマンションを持っていると、それぞれのマンションの総会の案内は来るのですが、なかなか住んでいないマンションの総会に出るのは勇気が要るものです。基本分譲貸しのワンルームマンションなので総会は委任状がほとんどで出席者はゼロという事もあります。それでは、裏で管理会社が何をやっていても気付くこともできないのですが、投資用マンションは住人のコミュニケーションも希薄になりがちで資産価値の維持向上が問題になりますし、タワーマンションは住民が多すぎて意思の統一が図れないと聞きますので、それぞれの物件で将来意見をまとめる管理士の地位が向上していく可能性も高いかもしれません。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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