構造設計とは

構造

緊急事態宣言も解除されて、街の雰囲気も少しずつ元に戻ろうとしているように感じますが、皆さんの周りはいかがでしょうか。私の地元大阪でもアルコールの提供が再開されたことで、ちょっと知り合いと会う機会を作って久しぶりに飲み会というものを開催しました。と言っても、2人や4人程度のこぢんまりとしたもので、ワイワイと騒ぐようなものでは有りませんが、話をするには少人数のほうが私は好きです。

建築家が集まると

建築家同士で集まっても、趣味の話とか、会社の中で不倫相手に送るメールを間違って送られてきたので今度からまともに顔が見れないといった、とりとめのない話題がほとんどなのですが、昨日はちょっと建築を知らない人にも建築の分業制を説明する機会があったので紹介します。基本的に意匠担当者がプロジェクトの旗振り役となって物件の設計は進んでいきます。バンドで例えるトコロの作詞作曲担当のようなものです。そこに構造や設備が意見を出し合って、計算や図面が追加されることによって建物設計図面が出来上がるという流れになっています。バンドでいうトコロの編曲や楽器担当というところでしょうか。最後に現場監督がそれらの設計図をもとに実際の建物を作り上げていくのです。バンドでいうトコロのヴォーカル担当ですね。

その中でも建築構造とは

構造設計士というのはあくまでも裏方なので、ほとんど施主と面識を持つこともなく終わることがほとんどです。構造計算というのは建物の建設費に与える影響は大きい方です。普段気にすることがなく、いざという時にしか役に立たないけれど、いざという時にしっかりしていてくれないと困るのが構造体です。ですが、構造体というのは人の体でいうと骨にあたるもの、設備は循環器や消化器系等にあたるもの、意匠は肌にあたるものと言えます。その骨がしっかりしていないと健康的な生活を送れないのと同じように、構造体が健康でないと建物の寿命にも影響が出ます。なので、目立たなくてもしっかりとお金をかけないところだと思っています。

とにかく、誰もやりたがらない

裏方と言えども、建物を作るうえでは重要なポジションを占めているはずの構造部門も若い人を中心にやりたくないという意見が圧倒的です。構造設計士の団体があるのですが、その「構造技術者協会」」によると建築構造に携わっている人の平均年齢は50前後になるそうです。若手を中心に理系離れが進んでいるのか、単に少子化の影響なのかはわかりませんが、構造設計士自体の平均年齢が上がっているのは確かです。サラリーマンならともかく、自分で建築士事務所を開業している人には定年退職がないため、働けるうちは働くという人も多く平均年齢を引き上げる要因になっていることも確かです。

まとめ

構造設計の経験者を対象に受験資格が必要となる「構造設計一級建築士」という新しい資格が12年程前にできました。それから構造設計の知名度や重要性が上がったのですが、責任や業務が増えるだけで、収入が増えるわけでもなく、裏方仕事が増えてきています。構造設計者の底上げでもっともっと知名度や評価を上げてほしいのですが、一朝一夕に行くはずもなく、施主への啓蒙活動が必要になってくると思うのですが、なんせ施主と顔を合わす機会も少な部署ですから、この先もいくつも山場を越えていかないといけないのだろう思っています。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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