エレベーターのメンテナンス

皆さんのお住まいのマンションにはエレベーターが付いていますか?1995年の建設省(今の国土交通省)が発表した「長寿社会対応住宅設計指針」では6階以上の集合住宅にはエレベーターを設置するよう提案されています。また、最近建設されている集合住宅ではほぼ5階以上になるとエレベーターが設置されているように感じます。そのエレベーターですが、建築基準法で定期点検を行ってその結果を特定行政庁に報告しなければなりません。

日本国内の大手エレベーターメーカーは三菱電機、日立、東芝にオーチスとフジテックを加えたものが5社ですが、その中で三菱電機、日立、東芝でシェアの80%を占めています。ただ、エレベーターというのはカゴとおもりをロープで繋いでそれを上げ下げしているだけですので、メンテナンスについては大手5社以外でも問題ありません。車でも同じようにトヨタや日産の車をイエローハットやオートバックスに持ち込んでもちゃんとメンテナンスしてもらえるのと同じように考えればいいと思います。

大手メーカー以外にも保守管理を行ってくれる業者はあります。日本にはエレベーターのメーカーやメンテナンス業者が300社以上もあるというのですから驚きです。前述したように簡単な造りのエレベーターですから保守管理費用も大手と比べるとその他の独立系と呼ばれる業者では50~70%のコストで保守契約してくれるそうです。

大手5社以外でも独立系にもエレベーターメーカーがあります。新築の時には採用されることはあまりないのですが、大手の部品の製造中止などの理由でエレベーターを入れ替えないといけない場合などにいろいろ探していくと見つかることが多いそうです。費用は大手の60~70%くらいといいますから、検討の余地は大いにあると思います。

また、保守契約についてもフルメンテナンス(FM)契約と低額のパーツ(P)とオイル(O)とグリース(G)交換の契約の2パターンがあり、どちらも保守点検とPOGの交換はしてくれるのですが、FM契約だとそれプラスとして低中額くらいの部品までは交換してくれるそうです。フルメンテナンスという名目ですが、高額となる巻き上げ機やギアケース、制御盤の交換は別途料金がかかるそうです。

ある程度築年数の経ったマンションで今までFM契約を結んでいて、もうすぐいろんな部品を取り換えるというのなら契約を切り替えるのはお勧めしませんが、築年数の浅いマンションなら早目にマンションの保守契約をPOG契約に切り替えることをお勧めします。中・低額の部品の取り換え費用を業者がプールしておくのかマンションの管理組合でプールしておくかの違いになりますし、20年、30年と経っていくほどに契約料の差が開いていくのでメリットは大きいと思います。

何でも知っていると得をすることが多い世の中なので少しでも知識を分かち合えることができればいいなと思います。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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