リバースモーゲージという借金

高齢者が持ち家を担保に借金するのだけれど、その家に住み続けることが出来る「リバースモーゲージ」という商品の利用者が増えているそうです。今までは一般的に利息分は死ぬまで払い続ける必要があったのですが、最近では返済が一切不要で高齢者が亡くなったあとに自宅を担保に取られるだけという商品も出ているようです。

日本経済新聞の記事はこちら

リバースモーゲージとは

リバースモーゲージとは自宅を担保に入れて、老後に必要な生活資金などの融資を金融機関から受ける仕組みで、1960年代のアメリカからスタートしています。一般的には毎月利息のみの支払いを行い、死後自宅を売却して元金を返済するという複雑な仕組みです。2007年のリーマンショックの頃によくリバースモーゲージを証券化して返却が滞ったことが引き金になったとか言う話があり耳にはしていたのですが、その頃は海の向こうの国のことですからあまり気に留めていませんでした。それでも、日本でも同じような商品が広まっていることを知りびっくりしています。現在では推定の融資額が1600億円と徐々に増加しているようです。

借り換えや保険代わりの需要もあり

去年や今年はコロナ禍で外周を自粛する方も多いのですが、対面説明を受けての融資が拡大しているそうです。中には老後に残った住宅ローンの借り換えに利用するという方もいらっしゃるそうです。死亡保険付きのリバースモーゲージでは利息は高めに設定されているのですが、最終的に自宅を売却したときに債務が残ったとしても相続人には支払いを請求しないタイプの商品もあるそうです。

アメリカに追従して利息もゼロ

最近では毎月の支払いをなくす新商品もあり、それは融資額が少なくなっても毎月の支払いが無くなるほうが嬉しいという人も多いのでしょう。実際リバースモーゲージが広く普及するアメリカでは「毎月利息ゼロ型」の商品が主流となっているそうですが、日本ではまだ不動産価格が下落したら損をするため金融機関が二の足を踏んでいる状態です。アメリカではハリケーンはあるのですが、地震が少ないため家を建て替えるよりも内装をやりかえるだけとか簡単なリノベーションだけで済ますことが多いそうです。そのため、日本のような急激な資産価値の下落や不動産価格の下落が少なく「毎月利息ゼロ型」でも問題ないようです。

しょせん借金です。

認知が広まれば関心を持つ高齢者は一段と増えそうですが、誰でも使える訳ではなくリスクもあるので注意が必要です。金利についてもリバースモーゲージは変動型金利を作用しており、金利上昇リスクもありますので融資期間が長引くと総利息が膨らむこともあります。かっこいい名前をつけても借金ですので、借りる必要がないのは良いことですが、遺産を相続する人も居ないという高齢者なら将来のために頭の片隅においておくのも良いかもしれません。

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