日本家屋と火事について

年の瀬が迫ってきました。日本の冬は乾燥して風が強くなります。しかも日本は山ばっかりで木がたくさん有ったため日本家屋といえば木造ですよね。それが冬になると雨も少なくて乾燥しているため風にあおられて延焼しやすくなります。首里城も残念でした。

考古学者の人に聞いたことがあるのですが、明治のころまでは地震や火事で家を建て直す場合に今のようにガレキを取り除いて建てるのではなく、ガレキや灰の上に家を建てていたそうです。そのため、奈良や京都の建て替えの際には役所の埋蔵文化財の試掘が行われます。一度京都で試掘に立ち会ったことがあるのですが、その時には室町時代のものと思われる魚の形をした何かの飾りが出土しました。室町幕府と言えば数百年前で僕としては結構興奮していたのですが、考古学者の方に同意を求めたら「室町時代はまだ最近ですね」と一蹴されました。(室町時代が最近かぁ・・)とジェネレーションギャップを感じたことを覚えています。

放火については年々少なくなっているとはいえ、まだ火事の原因のトップですから戸建てなどの場合は家の周りに燃えやすいものを置かないようにしないといけません。

今の建築基準法は過去の事例を踏まえて更新されていますから火事に対しても、いろいろと規制があります。炎が隣の家から燃え移らないように建物が隣接している部分は燃えにくい材料を使うなどの仕様が決められています。いまでは、少し大きめの建物では規制緩和で避難安全検証というちょっとした検討を行えば仕様を下げることもできますので設計を担当する建築士の方に相談してみるといいと思います。(手間が増えるので面倒くさがる建築士もいるかもしれませんが)

家のことで気になることがあれば、無料相談に乗りますのでメールしていただければ少しだけお力になれると思います。(間取りを考えてくださいとか設計業務はできませんのでご了承ください。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です