駅で配布されていたスーモのフリーペーパーを見ていると最近の人気や流行りの設備などが見えてきます。アンケートの実施が2019年に新築マンションを購入した人を対象にしたものなので少し古く、コロナ禍の影響を考慮したものになっていないので、最新とは行かないのですがそれでも新築マンションの写真や間取りを見ているだけでもウキウキした気分になります。特集で100の質問があったのでいくつかをピックアップして紹介していきます。
新築マンションで人気の設備ベスト3はディスポーザー、浴室換気乾燥機、床暖房でした。ディスポーザーは生ゴミを粉砕して乾燥させたものはそのまま排水口に流すこともできるのでゴミの量も減るし、匂いも気にならなくなるので住心地と家事の効率が両方アップする設備です。浴室換気乾燥機は花粉の季節や共働きで外に洗濯物を干すことのできない家庭には必需品になります。室内干しをすると除湿機などで乾かしたとしてもやっぱり少し匂いが付きますので強力に乾燥させたい人にはこちらでしょう。
1階住戸のメリットとデメリットというのは一戸建てに似ているそうです。最下階なので子供が走り回っても下の階に迷惑になることはない点はメリットなのですが、目の前を人が通ったり湿気が高かったりというデメリットとなる点もあります。陽当たりについては目の前にどのような建物があるか、どれくらい離れているかという事が影響するので実際に建設現場を見て確認するしかなさそうです。
関西版のアンケートによると新築マンションを購入した人の価格の平均は4517万円だそうですが、購入物件の価格で一番多いのが5000万円以上で26%くらいの方がそれだけ払っているというのがびっくりでした。4件に1件が5000万円以上だなんて皆さんお金を持っているんですね。毎月のローン返済金額も平均が10万円を超えていて昨年からのコロナ禍の影響で返済が滞っていないか心配です。
購入時の頭金としては3割強の人が200万円未満で、600万円未満となると6割を超えるそうです。それでも2000万円以上が15%近くもいるので平均すると971万円だとか。なんだか幅が広すぎて平均を取る意味がなくなっているようです。頭金とするために親からの贈与を受けた家庭は16%で600万円未満が4割強で1000万円以上も4割近くいて平均すると1008万円という事でした。やはり親からの贈与がある家庭は強いですよね。このアンケート自体が新築マンションを購入した人を対象にしているため、中古マンションなどは対象外となっていて、平均してお金のある人がアンケート対象になっています。
不動産を購入するというのは一生の中でも一度あるかないかの大きな買い物なので、よく考えて購入しないといけません。特に新築マンションは物件の価値とは別にモデルハウスや販売員の給料も上乗せされた価格となっていて、「フリーペーパーの発行にかかる費用も新築マンションの購入者が払っているんだろうなぁ」と思いながら見ていました。日本人はとかく新しい物やキレイな物が好きですから新築マンションも売れます。また、歴史的にも災害が多く、その度に新しい建物が建ってだんだんと家の災害に対する強さも上がってきていますから良いこと新陳代謝はいいことだと思っています。
皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。
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