修繕工事の時期は春と秋だけ?

私の住んでいるマンションで大規模修繕工事を行うというので、修繕委員に任命されました。同じ階で2件隣りに住んでいる方が理事長さんで私の職業を聞きつけたらしく、これ幸いとエレベーターの中でお誘いを受けたのですが、職業がばれるのとエレベーターに乗り合わせるタイミングが違っていたらお誘いを受けることもなかったのかと思う今日この頃です。

マンションの大規模修繕を行う時期は基本的に春スタートか秋スタートが一般的だそうです。その理由をちょっとご紹介していきましょう。大規模修繕工事を行うときは外壁の塗り替えをすることがほとんどで、外壁に沿って足場を組んでいきます。それが、普段の環境とは一番違ってくる点ですよね。

足場があることで泥棒が入りやすくなる。

足場の出入り口にはカギを施錠するのが普通ですが、泥棒が本気になれば簡単に突破できるものなのでしょう。一昔前までは盆と正月は帰省シーズンということで多くの人は家を留守にして自分の生まれ故郷に帰っていました。その留守中を狙って泥棒が入るケースが多かったそうです。囲いをしていても夕暮れ時に家の中に明かりが有るか無いかは一目瞭然ですから、帰省シーズンに電気が点いていない家は格好の狙い目だったのでしょう。そのような理由でやはり、お盆と年末年始には足場を解体できるようにスケジュールを組むのが一般的になっています。

ペンキの乾燥が遅くなったり速くなったり

マンションの外壁をペンキで塗る回数ですが、1回で済むことはありません。多くのペンキメーカーのホームページには基本形として下塗り+上塗り(一回目)+上塗り(二回目)と表記されていました。それが、基本なので何の説明もなしに「サービスで4回塗っときますね」と言われても、ほかの現場で余った残りをここで使い切ろうとしているのか、薄く希釈しすぎているから塗る回数を多くしないといけないのか、無駄に工事代金を乗せてきているのか等と勘ぐってしまいます。それでも、3回は塗らないといけないのである程度乾燥時間が必要になってきます。夏の梅雨明けやスコールの時のように湿気があまり多すぎるとペンキが乾燥しなくて使い物にならなくなってしまいますし、冬の寒い時期だと塗ったペンキが乾くまで待つので工期が長くなって、足場のレンタル料金が割高になってしまいます。寒すぎて5℃以下になるとペンキがちゃんと乾燥せずにこれも使い物にならなくなります。なので、気候のいい秋か春に作業をするようになっています。

夏と冬はエアコンを使用するから窓は開けなくてもいいのに

塗装工事が始まると順番に窓を開閉することができなくなります。春や秋だと気候がいいので窓を全開にすれば、エアコンがいらなくていいのに大規模修繕工事で足場を建ててしまうと窓を開けても誰か居そうだし、養生しだすと窓を開けてはいけませんと言われるので、開けると大変なことになります。春スタートか秋スタートにするとこれだけが我慢の対象になってきます。

日本では季節がはっきりしていて、梅雨もあるためコストや工期を抑えようとするとどうしても着工のタイミングが大事になってきます。着工のタイミングが重なるので職人さんの忙しい時期が重なってコストアップになる部分もあるので難しい所でしょうが、うまくバランスをとって満足のできる工事にしてくださいね。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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