2020年2月現在では中国武漢から発生したコロナウィルスがずっと話題になっています。このウィルスはマスクでも防ぐことができず、目の粘膜からも感染するのでゴーグルが必要だという情報もありますので皆さんご注意ください。そんな驚異的なウィルスですが、建物やクルーズ船の中では感染した人と接触しなくてもウィルスが伝染っているということが問題になっています。原因はというと空調設備にあるようで、一般的に住宅では一つのエアコンと一つの室外機がつながっていますが、病院などの大きな建物やクルーズ船などは建物全体で空調を行い、効率的に建物全体を快適にしています。これをセントラル空調と呼んでいます。そしてこれがクルーズ船でウィルスが蔓延した原因だと考えられています。
旧正月の休暇である春節祭が終わって、2月10日より中国では一部の企業で営業が再開されましたが、コロナウィルスによる新型肺炎の感染予防としてセントラル空調による暖房禁止の処置が取られています。(朝日新聞より)その他の企業では更に休暇期間が延長されて自宅待機命令が出るとか公共交通機関が止まるなど、中国全人口の1/3である4億人の住む地域が封鎖状態なっています。
日本では37.5度以上の熱があって、咳などの呼吸器系の疾患がありかつ武漢などに渡航歴のある人もしくはその人と濃厚接触した人しかコロナウィルスの検査を受けることができないそうです。そのため、空港で働いていた職員の方が肺炎にかかり、医師から普通の肺炎の薬を処方されたのですが効かなかったそうで、医師から新型肺炎の可能性があるとして保健所の方に問い合わせをしたのですが、保健所では国が定める検査対象に当たらないとして、対応を断られたそうです。(NHK NEWS WEBより)
空港の職員の方がコロナウィルスに感染しているかは今のところ定かではありませんが、もし感染していて普通に生活しているとなると、更にウィルスが拡散されるわけです。空港などはもちろんセントラル空調で全体を温めながら一部のみ新鮮な空気と入れ替えていますので、ウィルスを撹拌している状態と言えます。そのような場所で働いている方たちには申し訳ないのですが、症状が出たらすぐに医師の判断の元コロナウィルスに感染しているかどうかの検査を実施してほしいものです。
国立国際医療研究センター長の方が「日本の今後の国内対策は、感染そのものを封じ込めることよりも、重症化感染者を早く見つけることによる死亡率の低下と、感染者を適切に受け入れる医療体制の確立を目指すべき」と発表しているので、日本では中国のように感染を封じ込めることを諦めたのかもしれません。大都市圏でお住まいの方で同じビルの中でウィルス保有者が居た場合には 個人の力では もうどうしようもなく感染を防ぐことはできないので、今のうちにテレワークに切り替えができる人は自宅で仕事をするほうがいいでしょう。
持病がない人は比較的軽微な症状で終わるとの情報もありますので、感染しても大丈夫なように普段から体を鍛えておくのも一つの手段かもしれません。
皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。
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