修繕積立金融資

お金に関して

4月26日付の日本経済新聞にマンションにお住まいの方を対象に修繕積立金を融資しますとの記事が載っていました。

マンション修繕積立金、自宅担保に融資 住宅機構
老朽化が進むマンションの修繕を金融支援する仕組みができる。住宅金融支援機構はマンション所有者が自宅を担保に修繕積立金を借りられるローンを2020年度中に投入する。大規模修繕の費用を民間金融機関と協調融資することも検討する。今後、一段と深刻な問題になりかねない住宅資産の劣化を資金面から防ぐ仕組みを官民一体で築く。機構は毎...

これは将来の分も一括で修繕積立金を貸しますので、金利だけは支払ってください。代わりに住居を担保にして亡くなった時には住んでいる住居をいただきますという契約で、ただの借金の名前を変えているものですね。

住宅金融支援機構が貸主となってお金を融資するのですが、マイナス金利で儲けが少なくなった分は手数を増やして利益を確保しようという事なのでしょう。なんだか記事の文面だけを見ていると金銭的に困っている人の救済でイイ話のように感じてしまったのですが、よくよく考えてみたら、担保を取っているので住宅金融支援機構が損することはなくて、終の棲家と引き換えに先にお金だけを支払いますという事のようです。

 

しかも、月々の利息については支払う必要があるのと、一括で修繕積立金を貸すというところが少し厭らしいところだと思います。積立修繕金は毎月支払うものです。マンションの収支の状況によっては値上がりすることもあるのです。それなのに一括で貸し出すという事は、最初に計画を立てても自分が計画より長生きした時や修繕積立金が値上がりした時には計画通りに事は運ばないという事です。しかも、修繕積立金を借りないといけない人が一括でそんな大きな金額を受け取ってしまうと10年、20年間もの間、修繕積立金のためだけにそのお金を残しておくことができるかどうか心配です。

 

そして、月々の金利は払う必要があることも住宅金融支援機構のその月々の利益のために必要なのでしょう。困っている人のためなら利息を想定して貸し出しをして月々の支払すら無いことにしてあげた方がその人のためになるというものです。

一番心配なのは修繕積立金の支払いのために借金をして、そのお金が無くなったとき(予定よりも長生きする等)には追加で融資してくれるのでしょうか。年金があるじゃないかという人もいますが、その年金でも苦しいから借金をするわけで、延命処置にはなりますが救済措置にはならないシステムになっています。それでも、新しい商品が出る時にはこんなに大々的にニュースになるのですから、メディアも最近ではコロナウイルス以外にニュースがないのかと思ってしまいます。

 

将来、お金に困ってしまう事にならないように、しっかりとお金に関する知恵(マネーリテラシー)を付けて悠々自適の生活を送れるように早いうちから準備しましょうね。コロナウイルスで家にいる時間が長くなる今が勉強のチャンスかも知れませんよ!

 

 

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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