間取りの失敗事例

建築一般

自分で家を設計する「注文住宅」細かいトコロまでこだわることができて、理想の家を建てることができるかと言えば、初めての家造りが満点になることはスゴく稀なことです。「家は三軒建てないと理想の家にならない。」と言われるほどに理想を叶えるのは難しいものです。今回は家造りで失敗だったと思われるトピックを紹介します。

お風呂の窓

趣味がお風呂という人で日中にも入浴するなら良いのですが、お風呂にも窓はあるべきという先入観だけでお風呂に窓をつけても、冬は窓から熱が逃げるし、自然光が入るような時間には入浴しないし、あまりメリットがないという人も居ます。ただ、換気が必要な場所ですからメリットもあります。長い目で見てどちらのほうが良いのか判断が必要になります。

隣地の隙間にもコンクリート

家の正面の玄関前には見栄え良くコンクリートを打設するのですが、隣地との間のスペースにはコンクリートを打設せずに土のままにしておくと草が生えてきて手入れが大変になります。水が流れる程度の勾配は必要になりますが、メンテナンスフリーにしておくほうが楽でいいです。

窓が多い

良かったり悪かったりです。お金をかけて見栄えの良い外観にするとか、室内に光が入って気持ちがいいとか、メリットが多いのですが、やはり夏場の暑さ冬場の寒さ対策が大変ですし、外からの視線が気になることもありますし、デメリットにもなりますので周りとの関係なども考慮していかなければいけません。

大型の収納庫

生活をしているといつの間にか物が増えていくものです。各部屋にはちゃんと収納があるから良いやと思っていても大きな物を入れる収納庫も将来必要になることがあるかもしれません。スキー板や雛人形をベッドの下に置くなんてことのないように大きめの収納庫も作っておきましょう。

手すりのない階段

家を立てた時には若いから不要だった階段の手摺も15年や20年と年齢が上がるにつれ、不安なときも増えてくると思います。壁の下に下地補強しておけばいつでも手すりを取り付けることはできますが、あとから補強しようとすると板が表に出てしまいすこし見栄えが悪くなります。建築時には不要と思っていても怪我をして片目が見えないとか、松葉杖をつかないといけないとかの状況を想定してどこに手すりが必要か考えておきましょう。

雨戸のない窓

雨戸やシャッターは台風の時に何かが飛んできても窓ガラスを守ることができるので安心です。出窓や円形の窓にはシャッターを付けることができないということも多いのですが、いざという時の安心を取るか、普段の見た目を取るか、どちらが良いかは人それぞれなのですが最近ではゲリラ豪雨や大きな台風が多いのでできれば・・

まとめ

賃貸住宅では成功も失敗もないのですが、注文住宅など自分で間取りを設計するとやはり成功も失敗も出てきます。長い時間を過ごす空間ですからできるだけ失敗を亡くしたいものですね。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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