建築業界でのあるある~其の一~

ちょっと趣向を変えて小ネタ集みたいなものを取り入れてみたいと思います。面白かったらコメント残してください。今までであった建築業界でのちょっとした会話を取り入れてみたいと思います。

チョコラテさんによる写真ACからの写真

シーン1

会社勤めをしていたときに新入社員と会話をしていたときの事です。

新入社員「構造の人って柱の大きさとかすぐ分かるんでしょ。1,000平米くらいの倉庫だったら柱一本はどれくらいの大きさになりそうですか?」

私「待て、待てぇ~、屋根壁を何で作るのか、柱を何本建てるかの情報なしでは、柱の大きさ決めれるわけ無いやろ!」

そうなんです。私達は占い師ではないので柱4本なのか、40本なのか決めてからでないと計算できないのです。それに、屋根も折版というペラペラの金属と、コンクリートを打設するのとでは大きく変わってくるのです。

シーン2

ある程度の建物の仕様が決まってお客さんに提示したところ、どうも先方から値段が高いと難色を示されたようで、営業さんが相談に来ました。

営業「すいません、お客さんの方から2,000万円も安くしてほしいって言われて困っているんですけど、構造の方でなんとかコストダウンできませんか?」

私「それで、構造関係のコストってどれくらいかかってるの?」

営業「ええっと(見積もりを見ながら)、2,000万円ですね。」

私「つまり、柱・梁なしで建物を作れってこと?」

営業「そういうことですね。」

私「待て、待てぇ~、魔法使いやないネンから建物を宙に浮かすことはでけへんで!」

そうなんです。私達は魔法使いではないのでコストを掛けずに骨組みを作ることはできないのです。このときはプロジェクトチームみんなで集まって知恵を絞ってコストダウンをしましたが、お客様の思ったほどではなくお客様にも追加でお金を頂いた結果、最終的にはお客様にも満足していただいて建物を提供できました。

himemimiさんによる写真ACからの写真 

シーン3

法律で決められた高さ制限一杯の6階建ての建物を計画しており、柱も梁もギリギリで設計したのですが、最上階で柱を斜めにしていることから室内にその柱型がでてきて、どうもお客様に文句を言われそうと思ったのか意匠担当の方から

意匠「ここの斜めの柱だけ壁の中に隠れるように細くできません?」

私「どれくらい細くですか?」

意匠「3cmくらいに」

私「待て、待てぇ~、マッチ棒ですか?」

そうなんです。一般的にマンションなんかの柱は20cm~40cmくらいあって屋根壁を支えているので、とても3cmの柱では6.6mもの屋根のコンクリートスラブを支えるのは無理なのですが、意匠担当も無理を承知で無理を言ってきたりするのです。そこら辺は人間関係の駆け引きもあるので即答するほうがいいのか、一度検討する素振りを見せるほうがいいのか、一瞬の判断が難しいところでもあります。

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