今回は、以前にも記事を上げて好評だったので、建築業界のちょっとした小ネタ集みたいなものを紹介したいと思います。私の経験だけで他の人に役に立つとは思っていませんが、面白かったらコメント残してくださいね。建築業界の人間といっても営業の人はいろんな業種の人と話をするので一般的な話はできるのですが、設計の人はちょっと変わっていたりします。
シーン1
以前勤めていた会社の女性の新入社員の話なのですが、その会社というのは結構な大手で新入社員も有名な大学を出た人が多く入社してきます。たまたまその新入社員の席が私の隣で彼女の座っている椅子がちょっと古くて座ったりもたれたりするとギーギーと音がしたのです。
新入社員「これからよろしくお願いします。」
私「こちらこそヨロシク! それよりその椅子、音がなるから油を注さなあかんなぁ」
新入社員「えっ!私にですか?」
私「どうゆうこと?椅子に油を注すんよ」
新入社員「あっ!椅子にですね。よく頭に油を注せと言われるので、私に注すのかと思いました」
私「初対面の一言目からそんな思い切った発言はできません!」
シーン2
若い頃に少しだけ勤めていた会社の社長の話です。10人ほどの小さな設計事務所だったのですが、年間40人位は辞めて行くという回転の早い設計事務所でした。今風の呼び方で言うといわゆる「ブラック企業」というやつです。そこの社長さんも変わった人でした。私の職種である構造設計者というのは少数派でして、希少な存在ではあるのです。そこの会社でも構造関係の人が不足しているというので応募したのですが、入社すると構造は私一人でした。
入社の際の面接で社長が「僕も少々なら構造のことも分かるから、業務でわからないことがあったら何でも僕に聞いて」との事でした。
若い頃ですから分からないこともいっぱいあって不安だったので、その一言で少し安心してその会社にお世話になることにしました。
それが、入社して一月目くらいでまさに今まで遭遇したことのない問題にぶち当たったのです。その一ヶ月間で社長を見ていて100%の答えが返って来ないことは分かっていましたが、なんとか一緒に考えてくれるものと思っていたのです。ところが質問しようと
私「ちょっと扱いが難しい問題があるのですが・・」
社長「君に分からないこと、僕が分かるわけないじゃない」
とすかさず返答が!あまりにストレートすぎる白旗宣言に笑いを堪えるもの大変でした。
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