シェアが大流行

建築一般

カーシェアリングやシェアオフィスや民泊などのシェア産業が出始めてからしばらく経ちますが、2020年は新型コロナウィルスの影響もあり、その流れが加速したように思います。その中でも驚いたのがテレワーク対応で自動車を改造したものを仕事場として貸し出している会社がある事とシェアオフィスと民泊の垣根がなくなっている事でした。今回はその二つを紹介します。

㈱スマイルファクトリーのHPより
  1. 車中オフィス

バンや軽自動車の室内をオフィス仕様に改造してコンセントや机や棚を完備している車をシェアしたり購入したりできるようになっているそうです。仕事がテレワークになったからと言っていきなり自宅を仕事場にするにも、生活感がいっぱいで仕事環境が整っていなかったり、家族の目が気になったりする人に需要があるそうです。

日本経済新聞2020年11月2日の記事はこちら

自宅にこもりっぱなしだと気が滅入ることもありますので、毎日ではなく週の半分だけは車に乗って外で仕事をするのもいいかもしれません。今まで通勤にかけていた時間をドライブに充てることで景色のいいところに移動できるので、気分転換もばっちりで気が散るものも少ないので仕事もはかどるそうです。また、「自宅だと延々と仕事をしてしまうが、自然の中でやると不思議とはかどる」という人も居るそうです。

  • シェアハウスを定額利用

独身者にうってつけなのは、定額で宿泊できるサービスを利用して全国展開または海外にも施設があるようなシェアハウスをテレワークに使う事です。Wi-Fiさえあれば仕事ができる人には、自然の中でリラックスしながら仕事ができるメリットがあります。シェアハウスなので、共有スペースでは同じような環境の人が集まって情報交換もできますし、人脈を広げることもできます。

日本経済新聞2020年10月31日の記事はこちら

日本は人口減少社会に突入していますので、これからも空き家が徐々に増えてきます。そのような空き家が廃墟にならないように有効利用するためにもこのようなシェアハウスに使うというのは、いい事だと思うのですが、どこでも仕事ができるノマドワーカーやテレワークの利用者が今後ドンドン増えるとも思えませんのですぐに頭打ちになるかもしれません。

どちらのサービスにしても住環境というか仕事環境の変化にうまいこと対応していると思います。なんでもアイデア次第で新しいビジネスにつなげる事ができるんだという見本だと思うので見習いたいもんです。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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