シェアしていいモノ、控えるモノ

建築一般

最近では畳一畳分のスペースから借りることができるようです。昔は大きな家で荷物が多い場合には蔵を建ててそこに収納していました。荷物の多い会社や蔵を建てるスペースの無い人は貸倉庫という感じでスペースを借りることもありましたが、昭和の頃からは同じ建物内にトランクルームというものもできて小さな物置のようでした、それが外に飛び出してレンタルトランクルームというものになり、今では収納シェアという呼び方で自宅の空いている部屋や庭の物置の空いているスペースを人に貸す事まで登場しています。

武漢ウィルス(新型コロナウィルス)の影響でテレワークを始めた人の中には、自宅の物置にしていた部屋を作業スペースとして使っている人も多いのではないでしょうか。そうするとその部屋に詰め込んであった荷物をどこか違うところに移動する必要があります。今まで置く場所がなかったので物置に入れていたのに、これでは置く場所がないというときに近所の収納スペースを借りることができます。

2018年からサービスを始めた「MonooQ(モノオク)」は全国に1万人の利用者がいます。モノを預かる方のホストは全国で5000ヶ所あり、月額の保管料は1畳当たり3,000円から(東京は6,000円から)となっているようです。サイトを見ると留学中の荷物を預けたり、引っ越しのタイミングが合わず一時的に荷物を預けたりするといった短期の人も多いようですが、テレワークの期間中は取り敢えず預けておこうという人も結構いるようです。

MonooQ(モノオク)のサイトはこちら

シェアハウスやカーシェアリングなど提供することに抵抗感がない人には、空いている時間やスペースを有効に使うことができるのですが、ウィルスがどこに付着しているか分からず疑心暗鬼になっている人には人とシェアするなんてとんでもないという人も多く、コロナ禍が終息するまでは、民泊にしてもシェアハウスにしても規模拡大は難しいかもしれません。私も昨年からカーシェアリングを止めています。というのも以前は単身赴任で自分の車を持って行っていなかったため、どうしてもカーシェアリングを使わざるを得なかったのですが単身赴任を止めて大阪に帰ってくると鉄道かバスで全て事足りるようになってカーシェアリングを使う必要がなくなっただけなので、コロナ禍とは関係ないのです。

新型コロナもワクチンができて少しずつ安心感が広がってくれれば、収納シェアもカーシェアも民泊も発達していくとは思うのですが、集団免疫を獲得するにはウィルスの抗体を持つ人が70%くらいまで増えないといけないのです。私の周りではコロナに罹って実際に症状が出たという人はいませんし、積極的にワクチンを接種したいという人も居ないのでいつになったら集団免疫を獲得できるのか想像できません。元通りとはいかないまでも早くギスギスした雰囲気の無い日常に戻ってほしいものです。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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