欧米ではCOVID-19のワクチン接種の広まりに合わせて渡航制限が解除されて、いよいよサマーバケーションの季節到来になってきました。翻って日本ではオリンピックに向けてまだまだ規制を緩めるそぶりがありません。今ならまだ航空券も安いので、夏の旅行の計画を立てておくのもいいかもしれませんね。テレワークで仕事ができる人は旅行に行く気分で、地方のホテルや旅館で仕事をするというのもいいかもしれません。今ではワーケーションという名称も定着してきています。
古民家暮らし
リモートワークや仕事(ワーク)と休暇(バケーション)を程よく融合させるというニュアンスでワーケーションという言葉が生まれました。都会の喧騒を離れてじっくりと仕事に取り組むことが出来るので、地方の古民家に移り住むひとも出てきています。以前なら海の近くや避暑地で古民家を探す人はいたのですが、現在では都心部から1時間から2時間程度の距離にある古民家が注目されています。
自分で修理する
古民家というモノの定義はあいまいなのですが、伝統的な建築工法で建てられた家を古民家と呼ぶ事が一般的ですが、築年数などの定義もありませんし、状態も様々です。そのまま住める家もあれば、大規模に改修や修繕をしないと住めないこともあります。購入価格も建物に不動産価値がないと判断されると事もありますし、歴史的な価値があると判断されることもあります。特に水回りや雨漏りの修繕が必要な時にはコストが高くなりがちです。それ以外のことなら流行りのDIYを駆使して自分で修理するというのも一つの方法だと思います。
民家の学校
古民家の活用などに取り組む認定NPO法人「日本民家再生協会」では古民家に関心を持つ人を対象に、古民家について学ぶ講座を開催しています。通常は9ヶ月かけて8回程度のイベントを開いて、伝統的な工法の学習や改装中の古民家の視察などを行う講座なのですが、今年は予定の定員以上の申し込みがあったそうです。
日本民家再生協会のHPはこちら
サブスクリプションという手も
月額の定額料金を払えば手軽に古民家の暮らしを体験することもできますし、ある程度ワーケーションができるような設備もあって不便を感じることも少ないと思います。「HafH」というサービスは毎月定額で決まった日数だけ古民家を改装した宿泊施設に泊まることが出来ます。古民家に限らず、高級ホテルでも30泊15万円というサービスもあるくらいですから、別荘の維持管理費と思えばかなり安くつくのではないでしょうか。
過去の紹介記事はこちら
まとめ
仕事の仕方が2020年を境に大きく変わりました。今迄からAIやシェアというキーワードを元に変化はあったのですが、日本の仕事場としてのオフィスのあり方や都会という密な状態も見直されています。ただ、人は便利な所に住みたいという欲求がありますので、すべての人が都会を離れるという事はありませんし、車がないと不便な地域も多いので対応ができない人も居ます。そんな中で選択肢が増えるというのは、自由が増えるという事ですから、頭を柔らかくしてこれからの時代を泳ぎ切れるようになりたいものです。
皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。
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