大規模修繕工事のコンサルタントの実力は

私の住んでいるマンションが来年の大規模修繕工事に向けて、コンサルタントさんも混じえて毎月のようにやり取りをしているのですが、今回の工事は普通の大規模修繕工事とは違ってバルコニーの屋根をトップガラス(天窓)からコンクリートの床に変更しようとしています。そこでコンサルタントさんの実力が見えてきました。

集合住宅ですからバルコニーというのは共有部分でマンション全体の持ち物になり、その部分に住んでいても勝手に改造することはできません。ましてや、建てるときの建築確認申請でトップライトとして申請して、それを元に下階の採光が取れるかどうかを計算しているので、コンクリートの床にして塞ぐことで下階の採光を満足しなければなりませんが、それは計算すれば確認できます。

トップライトを塞いでコンクリートの床にしたいというのも、マンション本体の構造は鉄筋コンクリートでできており、それに鉄骨の枠をくっつけるとどうしても接合部で悪さしてしまうからです。うちのマンションも例外ではなくその部分から雨が浸入して鉄筋が錆びたり、塗装が剥がれ落ちたりといった被害が出ています。

それで今回、私が修繕委員に選ばれたのもなにかの縁ですから、きちんと直しておきたいと考えたのです。ただ、私は新築工事や耐震補強工事や増築工事は経験したことがあっても、大規模修繕工事は初めてのことです。大規模修繕工事とはいわばマンションのお化粧直しのことですから、設計の難しさよりも既に住んでいる人にどう納得してもらうかの難しさがあります。チェックポイントも新築工事とは違うので、大規模修繕工事については素人同然です。それでも、かなりの数の確認申請業務を経験しているので確認申請についてはよく知っています。

今回の理事会で議題に上がったのは「法律も確認申請提出時と今とは違っているので今の法律で検討して満足しているなら、トップライトを塞ぎたい」というものでしたが、その話をした途端、「できません」と言われました。理由を聞くと「当時の法律で計算されたものは守らないといけないから」という理由です。法律はいろいろな災害や不都合な部分を見直しして今の形になっているわけで、採光についても現行法で問題無いならそれでいいのです。という話が一点

それから、話は進んでトップライトを塞ぐなら役所に確認申請を出さないといけないと言われました。それも、確認申請を出すには面積が増えるとか、住居だったものを店舗にするなど用途が変わるとか、屋根の半分以上を葺き替えるなどの理由が要るのですが、今回はそのどれにも当てはまらずに確認申請を出すことはできないのです。

やはり、大規模修繕工事のことは知っていてもその他のことは殆ど知らないようでした。餅は餅屋とはよく言ったものです。それでも、知らないことを正直に知らないといえば話はすんなり行くのですが、そのコンサルタントさんは上から目線で、知らない事を嘘で塗り固めてくるもので私と衝突してしまったのです。他の理事会の委員にはつまらない喧嘩を見せてしまって申し訳ないのですが、大事なことですからきちんとしないといけないと思います。

皆さんも頑張って広告や新聞やニュースの裏を読んでくださいね。

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